
ペーパーフィルターの検証
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BHインスタQ&Aにて、いただく質問の中でも、"ペーパーフィルター"に関しての疑問が多く見受けられます。
昨今、様々なバリエーションのフィルターが発売されている中で、
各々の違いは何なのか?という面からBHジャパンで検証を行いました。
また、ここでお示ししている検証結果は条件により変わります。今回はあくまで一種類のコーヒー豆・抽出レシピと各フィルターでの結果です。

検証内容
・サイズの比較
・お湯の透過速度の比較とペーパー臭の有無
・TDS、収率、抽出量、時間の比較

【サイズの違い】
同じ01/02サイズ同士のペーパーで、側面の高さと重さに違いがあることが分かりました。クレーピング構造の違いなども影響をしているのかもしれませんね。抽出後のコーヒーの味わいにどれほど影響を及ぼすのか、判断しにくい要素ではありますが、ご参考までに知識として知っておくとよいかもしれません。



【お湯の透過速度】
まずは、コーヒー豆をフィルターに入れず、150cc(100℃)のお湯を1度に投入して落ち切りの時間を計測しました。(下記秒数順)

今回は一番早いものと遅いもので"10秒"という差が出ました。

【抽出の結果】
条件を限りなく揃えて、抽出を行いTDS、収率、抽出量、時間、を計測しました。
レシピ
器具:V60(02)
湯温:90℃
豆量:15g
湯量:250cc
注湯:蒸らし、50cc→40秒。2湯目100cc、3湯100ccを30秒ごとに注ぐ
※同挽き目、リンス無し、円を描くように注湯


最大で収率1.26%、抽出量7g、時間40秒という差が出ました。
その後、全員でブラインドテイスティングを実施。
数値だけでなく味わいにも差が感じられる結果でした。
あくまで今回の検証での所感となりますが、
CafecAbaca01・02、Drippen、Abaca+FSCがチームの意見交換の中で、「温度が冷めた後もポジティブな味わいと、アフターテイストの良さ」が見受けられました。
最初の湯通しの検証の液体を、香りと味わいで「紙臭さ」を感じるか、「匂い・味」ともに比べてみた際は、Cafec T90(MediumDarkRpoast)、Konoが味わいにおいてチーム内では全員が「あり」という意見となりました。しかし抽出後のテイスティングでは「紙臭さ」がカップクオリティーにどれほど影響を与えているか、全員が知覚するほどの差は出ていませんでした。

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冒頭にも記載しました通り、条件が変化するとまた違う結果を得られると思います。ホームバリスタの方でも再現できる検証ですので、是非ともお持ちのペーパーフィルターを検証してみてはいかがでしょうか!
疑問点や検証結果が出ましたら、DMなどでお気軽にご共有いただけますと幸いです!