CQC_0.00 プロローグ

CQC 0.00 プロローグ

コーヒーの品質管理 

このコースは、コーヒーの味を評価し格付けする方法を全てカバーするコースです。バリスタ、ロースター、生豆のバイヤーなど、コーヒーのサプライチェーンにおいてコーヒーの品質を管理している立場にいる方々を対象に作成されています。

このコースでは、欠点豆やフレーバーの汚れを特定する方法について学びます。カッピングの方法だけでなく、最新かつ重要なスコアリングシステムの仕組みに関しても取り上げます。さらにこのコースでは、カッピングプロセスを明らかにし、プロのコーヒーバイヤーやロースターがどのように品質管理をしているのか学ぶことができます。バリスタハッスルの主要なテイスティングコースであるこのコース内では、コーヒー業界としては20年ぶりに作られた、バリスタハッスル独自の全く新しいコーヒーグレーディングシステムの手順も紹介します。

このコースは5つの章で構成されています。第1章では特に焙煎由来の欠点に焦点を当てながら一般的な欠点豆を特定する方法をお伝えしていきます。

第2章は「カッピングのセッティング方法」と題された重要な章で、カッピング初心者の方でも、コーヒー業界で必要なカッピングの知識を学ぶことができます。またカッピングの経験が豊富な方には、どの手順が重要となり、それがカップにどのような影響を及ぼすのか、ガイドラインを提供します。第3章ではカッピングのセッティング方法に続き、味の取り方を学びます。嗅覚、味覚、そして触覚がどのように相互作用するのか、またテイスティングの際に啜って飲むようなテイスティング方法が、なぜフレーバーを感じやすくするのか生理学的に見ていきます。

第4章ではスコアリングの方法と、フレーバーと味わいがどのように細分化されるか学びます。このコースの最後には、1999年に導入されたSCAアラビカカッピングフォームやカップオブエクセレンス(COE)など、最新のスコアリングシステムの詳細な分析をします。そして第5章の最終レッスン「バリスタハッスル・カッピングプロトコル」にて、バリスタハッスルオリジナルのコーヒーグレーディング方法を、自信を持ってご紹介します。この最新の100点満点制のスコアリングシステムはこのコースで初めてお披露目となり、コーヒーバイヤー、ロースター、生産者、そしてバリスタに最大限役立つ情報を提供できるはずです。


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